almost unreal

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ガーデンパーティー

 
少し間があいてしまいました。

ようやく6月初旬に日本からロンドンに戻ってから、ずっと忙しかった仕事の波が中波になってきました。

前回のカエルのお話のつづきです。

この仕事、クライアントの男性の60歳のお誕生日のパーティー。
節目のお誕生日はこちらも盛大にお祝いをしますが、こちらはご自宅のお庭で300名近くのゲストをお呼びしての大きなガーデンパーティー。

色々ご紹介したいのですが、来年発売予定のPaula Prykeの新しい本でご紹介予定で、控えます。

お庭だけ解放されてお部屋は一切使わないこのパーティー。ガーデンの入口には樹齢400年のMulberry(クワの木)が。ちょうどその木に野生のバラがはっていて、美しく咲いていました。

奥にはいくつかの池がありました。ちょうど中央の池にはWater Lily(スイレン)が、その池でカエルたちを発見です。

なぜ、今回、フローリストがカエルを捕まえなければいけなかったか、説明すると。

このラベンダーを植えた空間、実は同じ池だったのです。今回、池をつぶしたいとのご依頼付き。大きさはそうでもないのですが、深さが2メートルあったそうで。担当した同僚曰く、砂袋1トンを4つ。その際にカエルが30匹以上もでてきて、その際に一匹ずつ捕まえて、上の写真の別の池までお引っ越しさせたそうです、果てしない労力…。写真では分かりにくいのですが、植えたラベンダーの鉢は150鉢ほどです。

最近何だか梯子の仕事が多いのです。

パーティーが始まる少し前、可愛い女の子から髪飾りの依頼がありました。お花選びから一緒にしたので、すっかり仲良くなって、記念に1枚です。

ちなみにこのcolumn、同じものを2個作ったのですが、それぞれにフルーツのオレンジがそのまま100コ入っています。挿すたびに甘い果汁が香ったのかお花のせいか、沢山のハチがよってきて、なかなか苦労しました。

COMMENTS

カエルさんかわいいですね(*^_^*)
何となく前回カエルと書いてあるのをみてウシガエルを想像していました。
お庭開放しての300人のパーティーって規模が違いますね。
こちらのお庭の本が出たらまたご紹介下さい。

のあ

こんにちは、いつも拝見しています、有難うございます。昨年はダートムアーを歩いてきました。フットパスも楽しかったです。
今年のウインブルドン、マレー選手が77年ぶりの優勝でしたね。キャメロン首相もみて入らした。英国の方の喜びがこちらにも伝わりました。日本の国技もがんばってほしいですね。ウインブルドンでマレー選手がハウスに入って行き大勢のスタッフに祝福されていましたが。その廊下、所々にお花が入っているのですね。大きなものでした。スポーツクラブのようなところにもエレガントなお花があると言うこと、さすがに大英帝国と思いました。生活の質が違いますね。質素でもこのようなところにエレガントを演出するのは心の広いお国だなと思いました。私たちも見習わなくてはと思いました。
ではお仕事楽しんでください。ごきげんよう。

takamitomoko

のあ様
私も同じように怖い?カエルを想像していました。写真で見ると可愛いけれど結構やんちゃなカエルでした。しかも池に移して戻ると、後ろからついてくるという・・・でも考えてみればいきなり引っ越しをさせられたら、そうなっちゃいますね。
本のこと紹介させていただきますね、まだまだ少し先になりそうです。

ナメあし

takamitomoko 様
お久しぶりです。アンディー・マレー選手、すごかったですね。英国人の盛り上がりも、すごかったです。数年前になりますが、私もウィンブルドンに出かけ、同じことを思いました。建物のあちらこちら、季節の生花が飾られていました。決して華美ではない、存在感があるようなないような、空間に溶け込んだ調和されたお花でした。

ナメあし

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