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ロックダウン Week2 3/30-4/6

こんなに連日BBCニュースを見るとは、というほど見ています。

ニュースではイタリアの後を追うようにスペイン、フランス、ドイツと感染者が増えていっていました。英国も感染者は増えているけれどまだ確実に数字で見る限り他国とは大きな差がありました。

 

週末前に買ったラッパ水仙が美しく、咲き始めました。

英国のロックダウン2週目。

残念ながら耳慣れてしまったこの『ロックダウン』という言葉ですが、国によって方針は異なるようなので、下に2号がまとめたものを載せます。

 

UK時間で昨3月23日(火)、20:30にジョンソン首相より新たな方針が発表され、向こう3週間の4月13日(月)まで下記目的を除いて自宅からの外出が禁止となりました:
(1)できるだけ頻度を少なくした形での、基本的な必需品の購入
(2)一人、もしくは世帯の他の人との一日一回の運動
(走る、歩く、自転車を漕ぐといったもののうちの一つ)
(3)医療的必要性のある場合(ケアの提供や脆弱な人を助けるといった目的)
(4)真に必要があって、自宅で実施ができない場合に限っての通勤
合わせて、家にいるという政府指示の履行を確保するため、下記が行われます:

(1)必需品以外を売っている全ての店を閉鎖する。これには、衣料品店、電化製品店のほか、図書館、遊技場、屋外ジム、礼拝所といった施設も含まれる。
(2)公共の場所での二人より多い全ての集まりを止める。一緒に住んでいる人々との集まりは除く。
(3)全ての社会的イベントを止める。これには、結婚式、洗礼式、そのほかの儀式も含まれる。葬式は除く。

 

 

 

まだまだ慣れない生活、夕方に政府からBBCテレビでその日の出来事の記者会見を見るようになります。このように喋る人の下にメッセージ。

STAY HOME、PROTECT NHS、SAVE LIVES

私たちが家にいることが、NHS(医療関係者)を守ります。医療崩壊を起こさないことが結果人命を救います、強いメッセージです。

 

ロックダウンスタートほぼ同じタイミングで、政府はがん患者やぜんそく患者など、ウイルス感染による重症化の危険が高い約150万人に対し、12週間、外に一歩も出ないよう求めました。NHSはこうした人の生活を支える生活必需品の集配や退院時の自宅送迎、孤独な人を支える電話サポートに加え、NHS施設間の備品輸送を担うボランティアの募集を始めたところ発表24時間後には50万人の応募があったと報じられました。(これは医療関係者に対してのボランティア、引退した医師や看護師と医学生を含みません)。

 

 

日本の母とは毎日電話で話します。ある日こんな写真が送られてきました。

私、フラフープがんばるわ、と。母はOver 80!

あずき、本当に迷惑そうです。

 

 

私の3食作りも少しずつリズムをつかんできました。

同僚のターニャが以前作ってくれたこのサラダ、お気に入りとなりその後『ターニャサラダ』と呼んでいます。

黒コショウの利いた燻製サバに、クレソンやルッコラなど香りがしっかりあるグリーンサラダ、ビーツと茹でたポテト。そこにホースラディッシュを添えるがポイントです。

ロックダウンで魚が買えない毎日だったので余計に美味しい!

 

 

4月5日日曜日の夜、国民に向けてエリザベス女王のビデオメッセージ。日常は戻ってくる、また会いましょう、と。

女王が特別な事態でのメッセージを行うのは、在位68年中、毎年恒例のクリスマス・スピーチを除いて5度目。過去のスピーチは、1991年に湾岸戦争、1997年のダイアナ妃が他界、2002年クィーンマザー他界、2012年の女王即位60周年に行われたのみ。

動画はこちら。字幕付きです。

 

前週にジョンソン首相、チャールズ皇太子の感染が確認され、国民に不安が募る中のこのメッセージはとても大きなもの、日本人であるナメあしも心に沁みました。

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