almost unreal

BLOG

ロックダウン Week3 4/7-13

本来なら英国では4月10日~13日まではイースター休暇、長い連休ですから日本のゴールデンウィークのようなものです。学校もお休みなのでこの休暇を利用して国内・外旅行に行く人も多いのですが、今年はもちろんすべての人が『STAY HOME』。予報でも見事なまでの行楽日和でしたので、スタートする前からとにかく今が感染者を増やすか減らすかの分かれ道、とステイホームの徹底のアナウンスが入ります。というのも4月10日時点で感染者65000人強(死者数8000人)、毎日発表になる人数のグラフが上昇するばかり…どうしてこんなにも広がってしまったのか驚きます。

気持ちの良いお天気も増え、一日一回のエクソサイズを兼ねての散歩は許されているので、ついつい公園の中でピクニックする人もいたりするようで、その公園自体が閉鎖になったり罰金を支払うようになりました。

 

 

最初の予定では、このイースター明けの13日がロックダウンの解除の日ですが、先に始まっていたイタリア、スペイン、フランスのように延長になってしまうのだろう、とあきらめつつも少しだけ期待もありました。

6日には陽性で自宅待機だったジョンソン首相がICUに入ったことが報道されました。ロックダウンをアナウンスした日のスピーチはとてもわかりやすく素直に英国が非常事態であること、従うべきことだと理解しました。そういう大きな存在の首相のICU入りにこの病気の怖さと先への不安を感じたのもこの週です。

 

 

生活のリズムをつかめてきました。他人との距離の2メートルはしっかり守られ、スーパーの中の入場制限と合わせると建物の外に長蛇の列が。ちなみにこのスーパーには中に郵便局が併設されています。ただし営業時間は14時~17時のみ、多くの郵便局は閉まっていることもあり、余計に長い長い列ができます。ちなみに3/24に日本に送った小包荷物は(4/26現在)まだ届いていないので、どこまで機能しているかは正直謎でもあります。

買占めが問題になってから『恥を知れ』とメディアで大きく取り上げられたこともあってか落ち着きを取り戻したのもこの週、3週間ぶりにトイレットペーパーがスーパーに並びました。見慣れないメーカーのものがありましたが、パスタやトマト缶もしっかり補充、全ての商品が戻ってきた印象です。

 

ナメあしのメインの仕事が、料理になりつつあります。

こちら、2号が好きなKipper(にしん)燻製、牛乳で温めます。

そして食べては散歩。

この週から人込みを避けて公園以外の住宅地を歩くことが増えました。長く住んでいるのですがまだまだ新しい発見があります。

 

2号の自宅勤務も順調です。リビングのテーブルで仕事、私は何となくキッチンに(だから食べちゃいます)

 

 

近所のハムステッドヒースの池でこんな美しいカモを発見。こんな色合いかっこいい!

 

 

そして鮮やかなコールスローを切りながら、花のことを考えます。

こんな色合いもきれいだな、と。

 

やっぱり花が好きなのです。

今は週に一度のスーパーで唯一手に入る花を買っています。英国産の花を、フラワーパワーが必要です。

今週はチューリップ。

イースターが終わる13日の前日、ロックダウン延長が正式に発表にならないまま延長突入です。

 

 

COMMENTS

POST A COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。