カレンダー 2021
ロックダウンから書き続けている週単位の日記をお休みして、カレンダーのお話です。
既にオンラインで販売を開始しておりますが、2021年用のカレンダーが出来上がりました。
昨年(2020年)はお休みをしたのですが、このカレンダー10回目となります。その時期に出回る花材を使って作ったものをナメあしと2号で撮影したものです、2021年用満足するものになりました。
今年の表紙はこちら。
オルモストアンリアルのテーマ、「生活の中にあっての美しい花」に改めて立ち返りました。
この撮影日は、英国はロックダウン中(ちょうどロックダウンから2か月が経過したものです)、誰とも会わない、ナメあし自身の仕事もストップ、花市場も閉鎖中、花を買うのはスーパーのみというかなり厳しい制限の日々。そのスーパーも行列ができて入場制限があり、ナメあしルールで週に一度と決めていたので、スーパーの買い物でさえワクワクした日々の中でのことです。手前の左にあるPeony(シャクヤク)は自分で購入。そしてナメあしが触っている大きなアレンジは、オーナーであるPaulaからプレゼントされたお花です。
この誕生日の朝、仕事のことでポーラと電話で話しました、普通の何気ない会話の中に、「今日何をするの?」みたいな話になり、「今日は実は誕生日だからこれから花を買いにいくところ」そんな感じでした。
そこから数時間後この大きなブーケがポーラから届きました。ロックダウン中、ほんの一部の花屋さんは営業していました。そこをわざわざみつけてオーダーしてくれたそうです。
お花にも、気持ちにもとても嬉しく感激した特別な日でした。どんなときにもお花は嬉しいものだと、身をもって実感しました。
今回カレンダーの制作を始めて表紙を選んでいる時に、この時のスナップを見て、これこそが私たちが目指しているものを体現しているな、と思い選びました。何気なく撮ったスナップなので、正直色々写り込んでいますが、そこは目をつぶってみて頂ければ助かります。
各月はこんな感じに。
作品は英国で、日本で作ったものです。
「LIFE BLOSSOMS」(人生が花開きますように!)、オルモストアンリアルのコンセプトメッセージ。虹のマークは英国では、コロナ禍 医療現場への方への感謝と希望のシンボルです。
カレンダーの裏面はこちら。
裏面はお花というより、思い出だったりこだわりだったりその時にふさわしいものを選んでいます。今年はやはり「コロナの年」でした。ロックダウンが2度あった英国ですが、そんな非常事態、いかに楽しくうまく乗り切るか、が課題でした。
リバティープリントで作った母お手製のマスク。沢山日本から送って、友人に配りました。見ているだけでワクワクするようなマスクです。2021年には、「こんなことがあったな」と思い出になるような、そんな一年になりますようにと願いを込めております。
カレンダーの中ではありますが、沢山の想いとフラワーパワーを詰め込みました。
ご自宅用に、ギフト用にご利用いただければ嬉しいです。
ご注文やご質問は、オンライン、インスタのDM、またはメールでご連絡下さい
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