almost unreal

BLOG

記事一覧

アネモネ


寒い毎日が続いています。粉雪が降ったりやんだり、一日雨だったり・・・明日も雪の予報です。

最近お気に入りの花は、白いアネモネ。
特にこの花びらの外側がうっすらピンクがかっているアネモネ。以前は花芯の黒々が少し苦手だったのですが、今はその強い黒々としたところと可愛さを兼ね備えているこの花に美しさを感じます。
アネモネはチューリップと同様で温度によって閉じたり咲いたりを繰り返します。開ききったと思っても新鮮なものであればまた閉じて・・・。これもまたチューリップと同じなのですが、日ごとに成長、茎が2センチ程度は確実に伸びています。ブーケなどはアネモネだけ飛び出てしまうため、前日に作る場合は伸びることを前提にやや低めに花をおきます。生命力を感じる春の花です。

Happy Valentine's Day

バレンタインのオーダーが全て完了、長い一週間が無事に終りました。
今年は日曜日だから?景気が悪いから?例年の忙しさが感じられないバレンタインでしたが、街を歩く人がお花を持っていると嬉しくなってしまいます。
仕事終わりで小さなブーケを2号にと作って、カフェに行くとドアのところで、ナメあしが持っているブーケを見て、すれ違うご夫婦から「Well done!」と2号がほめられました。2号は「ナメあしがフローリストで、自分がこのブーケもらったんだよ。」と笑って説明します。

2号からは大好きなPaul A Youngのチョコレートをもらいます。

今年はナメあしも2号にチョコレートを買いました。先週のパリのお菓子と異なり、英国のお菓子は素朴、家庭的。形もいびつだったりですが、味は懐かしい~、子供の頃、母が作ってくれたお菓子を思い出します。

ここもバレンタインで大忙しでした。

バレンタインまであと少し 2010


今年のバレンタインは日曜日、ナメあしが働いているような街の中心にあるお花屋さんは例年より比較的静かで、ローカルのお花屋さんが大忙しと言われていますが、やはり週末前の金曜日は、仕事帰りにと立ち寄る方が多く、忙しい一日でした。
朝一番のお客様は女性です。バレンタインではなく、50歳のお誕生日のプレゼントにと、ユーカリ、ローズマリーとネコヤナギというグリーンだけのシンプルなもの。ボリュームある大きな仕上がりです。
今年も人気はやはり赤いバラ、永遠です。
バレンタインまであと2日、雪が降ったりと寒くて大変ですが、大きなお祭り、同僚と楽しんでいます。

シャネル 


年間を通して、白い花を飾る、CHANEL。ここ数年はずっと白いバラです。
白は永遠の定番カラー。そのシャネルが、毎年、バレンタインの2週間だけ赤いバラを飾ります。
特別なロマンティクな週なのです。

可愛い&美味しい (パリ2)

お隣の国といえ、ロンドンにはない空気がパリにはあります。
特に今回気になったのはお菓子屋さんです。

バレンタイン間近とあってお菓子屋さんの可愛さ、美しさにハッとします。味はもちろん、見た目もラッピングもお店ごとにストーリがあり、心がときめきます。この包み紙、リボンに箱まで気を配るところ、ドキドキ感は、京都の和菓子屋さんで包んでもらっている時と似ています。

マカロンもハート型。

金平糖のようなお菓子。可愛いです!!

少しおなかが減って、ピエールエルメでパンオショコラとこの写真のイスパハンを買いました。
ローズ風味、この色、どんなかな・・・正直期待しないで食べてみたら、とっても美味しい。
イスパハンとは、ローズ、ラズベリー、ライチを使用した、ピエールエルメのケーキやマカロンでも代表的な作品だそうです。
ローズの香りがほのかに、ライチのクリームは個性がですぎず・・・うまく説明できなくて申し訳ないのですが、あっという間に食べてしまい、なぜ一個しか買わなかったのかと後悔したほどです。

 

クロード・モネ 睡蓮 (パリ1)

 
トリノに出張だったナメあし2号と合流、週末パリに出かけてきました。
久しぶりのパリ。やはり見たかったのは オランジュリー美術館のクロード・モネの『睡蓮』。

2部屋に続く8枚の大作品。晩年、視力が悪くなっても描き続けた睡蓮、その世界に引き込まれます。
水面にうつる光、花や木々、水草の動きがあるようなさま、少し寂しげで美しい睡蓮の庭がそこにあります。

雨の散歩


最近は英国らしい冬の天気、朝から雨がふっていて、なかなか晴れた空が見れません。
仕事の休みの日、雨の中買い物にでかけたのですが、少しやみ、雲の隙間からきれいな空がみえてきます。それだけでラッキーと思えるほど、です。

家の近所で発見です。

こんな雑草(お花が咲くのでしょうか・・・)のためにこのタイルのはり方、どんな素敵な方のお家なのでしょう。

雨のしずくで、光が反射してダイヤのように光っていた枝。
寒い冬も、歩けば楽しいものです。

ムスカリ


今日はWild at heart で働いています。違う花屋で働くこと、コンセプトも仕入れも花の見せ方、ラッピング、そしてスタッフも異なる環境は、色々な刺激があり、勉強で楽しみでもあります。
そして店頭にて、お客様のオーダーを作ること、一番反応を肌で感じる瞬間。自分が満足した仕上がりでもお客様がハッピーでなければ、意味がありません。難しいけれど面白い、日々精進です。
ムスカリが並ぶと寒い毎日の中でも春を感じます。まだまだ先とわかっていますが、この強くも甘くもない清潔感を感じる香り、ほっとします。

2月


あっという間に2月。
寒いけれどバレンタインデーもまもなくとあって、街中のショーウィンドーのディスプレイも華やか。

Fortnum&Mason お店のお菓子売り場は、ハート模様のチョコレートだったりビスケットだったりカップケーキだったり、ピンクにレッドと甘い、ロマンティック一色です。
仕事柄間近になると忙しさもピークになるので、今のうちに楽しんでおきます。

クリスマスパーティー???

 新年明けにロンドンに戻ってきてすぐに、職場の食事会のご案内をいただきました、なんと昨年のクリスマスパーティーです。例年はクリスマスの時期は大忙しで、早め開催なのですが、今回は年を超えての2009年のパーティーです。

レストランは、活け込み先のLUTYENS。いつもは静まり返った早朝にでかけるのですが、今日はほぼ満席、活気にあふれています。

13名、フローリストの女性ばっかり、でも今日は仕事のはなしは、なし、です。
途中、ヘッドシェフも一緒に混じってくださり、さらに盛り上がります。
シャンパーニュから始まり、白・赤のワイン、ほろ酔い気分で同僚に送ってもらいます。
そして、翌朝はもちろんみんな二日酔い。朝一番に薬とお水が渡されました。