almost unreal

BLOG

記事一覧

Notting Hill


土曜日の朝、近くを通り、久しぶりにNotting Hill(ノッティングヒル)に出かけてきました。ポートベローのアンティーク蚤の市は相変わらずの大賑わいです。

アンティークは一期一会、期待していないといいものが見つかったり、なんとなく遊びに、のぞきに来る人が多いのか、のんびりモード。混んでいるのにさほどそれが気になりません。
路上のストールとストールの間ではこんな感じ、上手~ってほどでもないけれど、この街の感じがでて立ち止まって耳を傾けます。

1畳もないスペース、乱雑にカップが並んでいるのにとても素敵に見えます。これってわざとなのか、計算しているのか・・・このやりすぎない見せ方はナメあしの花に大きく影響しています。

ポートベローから少し歩くとまたそこは違う街です、美しいお洒落なお店ばかり、買い物好きな2号でさえも気後れするらしいのです、カフェもお菓子屋さんもいつも新しい何かが見つかります。ノッティングヒルは色々な楽しみができる不思議な街です。

スノードロップ 2010 @Welford Park

やっぱり見たくって、2号の出張に合わせてWelford Park にスノードロップを見に出かけてきました。
この日もお天気は最悪で途中から大雨とひょうが降りだし、真っ暗。公園に着いてこの雨なら諦めなきゃと思うほどです。

雨はやんでいますが、グレーの雲がものすごい速さで流れています、いつまた降ってもおかしくない、危険な空です。でも来る人はいるんです、ナメあしたちも長靴に履き替え、傘を片手にぬかるんだ道を公園に向かって歩きます。

スノードロップの森に入る前には、スノードロップと福寿草のカーペット。福寿草も春を告げる、待ち望んでいた嬉しい花です。
特集記事を読んだところ、スノードロップは球根が太ると小球ができ、自然に繁殖していくのですが、時間がかかる上に、スノードロップの好む寒さ、日のあたる場所、適度の湿気など環境が整わないとなかなか増えないそうです。英国の冬の寒さと環境はこの花にあっているのでしょう。

ぬかるんだ道を歩いていると小雨が降ってきます。でもスノードロップはそんなものは気にもしない、凛とした美しさがあります、強い花です。


Pet Kingdom

 
ピーナッツバターにバニラ&ハニー・・・どのカップケーキにしようか、ととなりのご夫婦が真剣に悩んでいます。

お連れのお嬢さんでしょうか、こんなボックスを見つけてきます。ナメあしもなるほど、と横でチェック。

カップケーキの横には美味しそうなビスケットやケーキが並んでいます。
その奥にはお菓子の量り売りです、これも楽しそう。

チョコレートの詰め合わせも発見!私ならこれにするかな?

そうです、これら全てペット用のお菓子。Harrods内のPET KINGDOMで販売されています。
あずきが実家に来る前はここは素通りでしたが、今ではいつも絶対チェック、です。
あずき、次はお菓子を買って帰るから、お楽しみに!

Laduree

少し前に話しになりますが、The Designer Wedding Showで仕事をしてきました。ウエディングドレス、靴、フラワー、ケーキ、指輪、アルバム、新婚旅行などなど、色々なウエディング関係の会社が出展していたのですが、素敵なスタンドがありました。

マカロンで有名なフランスのLadurre。ロンドンでも支店があったり何かと話題にあがりますが、ウエディングケーキとお花のコンビネーションの素晴らしさ、圧巻です。

マカロン、ラデュレの世界をお花で見事に表現していて、すらばしい、ドキドキしました。

お花を手がけたフローリストとお話しするチャンスがあったので、「すばらしいね」と声をかけます。
「寝ないで仕上げた」と言いながらもその手ごたえに疲れもふっとんだそうです、ですよね!

Abbey Road Studios


今週2号(夫)は、日本からのレコーディングです。レコーディングといえば、日本でも記事になっていたビートルズで世界的に有名なAbbey Road Studios(アビイロードスタジオ)の売却の話、知り合いも多い2号はどうなるのかと毎日気にしていました。

ナメあしも何度かお邪魔しているスタジオは、世界のオーケストラものの映画音楽の大多数がレコーディングに来る素晴らしいスタジオ。でも何よりお伝えしたいのが、スタジオの中庭の可愛いらしさです。スタジオの中とは思えない、ひっそりとした空間で、見事なバラを咲かせるアーチがあったり、夏には毎年楽しみにしているガーデンパーティーがあります。
売却反対!と思っていたところ、会員であるNational Trust(英国の自然や町並みや歴史的建築物などを維持し次世代へ引き継ぐボランティア団体)より、アビイロードスタジオの保存への検討、意見を求められたり、大きな反響となり、結果、所有者であるEMIが売却を見直すこととなりました。ほっとしました、みんなに感謝です。

悲しいお別れ

バレンタインの少し前、英国出身の世界的デザイナーAlexander McQueen がこの世を去りました。ご本人がお花を気に入ってくださり、大切なお客様だったため、突然の悲しみに未だに信じられない思いです。
この数週間の間にも何度も何度もお花を作っています。
そして昨日葬儀が行われました。
お気に入りの白いお花の注文が多く、オーダーをいただくたびに花市場に白い花を追加注文する一日でした。
特に親しくしていたアナが、私たちからのお花を作ります。

スノードロップ 2010 @Rococo Garden -2


ガーデンを歩いていると、青空が広がります。
スノードロップはどちらかといえば、曇り空の寒い森の中が似合う花と思っていましたが、青空もまた違った表情が見られます。

しずく型のスノードロップ、日中開いて緑色の斑の入った花弁が顔を覗かせます。花が開いているのは日中だけで日が落ちて朝がくるまでは花は閉じてしずくの状態に戻ります。今日のような快晴にはびっくりするほど花が開きます。

ナメあしのスノードロップ探し、まだまだ続きます。

スノードロップ 2010 @Rococo Garden -1


今年も出かけてきました。
ロンドンから西に2時間のドライブ、Painswick にあるRococo Gardenに。
ドライブは英国には珍しい、山や谷をこえてひたすら田舎道を走るコース、しかも向かっていく方向の山にう雪が積もっていて真っ白。無事にたどり着けるのかな・・・いけるところまでいってみようと向かいます。
せっかくならば、真っ白な雪の中でスノードロップをみたい、と願ったのですが、敷地内には残念ながら雪はうっすらでした。でも、スノードロップと呼ばれるだけあって、雪の中でひっそりとひたむきに咲く姿、かわいいです。

庭園自体はあまり広くはないのですが、起伏に富んだ地形を利用して、こじんまりとまとまっています。

雪の後の寒いながらも美しい快晴。池の水も凍っています。

今年は例年よりも寒い冬、スノードロップもやや遅い開花のようで、来週末がピークと思います。
ナメあしのスノードロップ散策は職場ではかなり有名になってきています。
今年はPainswickまで出かけたと話すと、そこはコッツウォールズの代表的な街の一つだと教えてもらいました、どおりでガーデンよりも、街のあちこちの可愛らしさが印象に残る小さな村でした。

冬の青空


今日は珍しく青空が見えた日、外はとても寒いけれど、冷たい風も気持ちよいと感じるほどです。

同僚が作ったブーケ、配達前に記念撮影させてもらいます。深いパープルのアネモネとチューリップに、シャンバーニュ色のスプレーローズを合わせたもの。シックながらも大人な華やかさを持った個性的なブーケです。
こうして毎回違う人と一緒に仕事をすると、自分では思わない、新しい色合わせを見れて楽しいものです、色の可能性を感じます。

この中に使ったパープルのアネモネ。いつもよく見るブルー・パープルのアネモネとは異なる色。花芯の周りは濃紺とグラデーションも美しく、またまたアネモネが好きになりました。

誕生日ケーキ

今週のナメあしの周りはお誕生日の方が多いです、誕生日、いくつになっても何だかワクワクです。
週末はWendyの40歳のお誕生日。節目の年ということで友人が中心になって盛り上がっています。

そしてこの写真、まずはケーキなのです。
同僚の元ケーキ職人 Anneのお手製のスペシャルケーキです。
このケーキ、何を模っているかわかりますでしょうか?
コルセットなのです!
このパーティー、いつまでも美しくいよう、がテーマで、親しい友人皆、にせもののおムネを付けて、ドレスアップするそうです。

お花柄、レース、胸の谷間に腰のあたりのひきしまったところ、とてもよくできていて、先に見せてもらったのですが、大興奮です。
Anneはこうしてフローリストの合間にケーキを作っています、ロンドン近辺でご興味のある方、オーダー受け付けているそうですので、是非にナメあしまでご一報を。