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Korean Project その1

前回に引き続き、まだまだ夏のような9月の話です。

一週間Paula Pryke にブックされての仕事。韓国人の元同僚Jisookが企画したポーラのプライベートレッスンのアシスト。ポーラの郊外のスタジオでワークショップ、その作品はイベントの花として週末のブラックタイ・パーティーのテーブルアレンジメントとして使用されました。書くと簡単なのですが、長い長い終わりの見えないような一週間でした。

月曜日はいつもながら朝3時半の活け込み、思えばこの日が一番らくちんな一日。

火曜日は早朝、急きょロンドンの花市場に生徒さんの引率、午後は車で二時間半の郊外に出向き、ポーラと打ち合わせと下準備、この日は日帰りでまた同じ時間をかけてロンドンへ戻りました。

水曜日は早朝花市場に行き花の仕入れ。バンに入るか不安なほどの仕入れた花を詰め込んで二時間半のドライブで郊外のスタジオへ。その数時間後よりスクールがスタートです。スタジオの一歩外を出ればこの大自然。葉や実ものが足りなければ、ちょっと周りを散策するとあっという間に調達できます。

この日は途中でホテルで小休憩をとったりとなかなかなのんびりなスケジュール。結局夜の8時半までスクールという異例の出来事に、夜ごはんをご一緒してホテルに送って、またポーラとスタジオに戻って明日の準備~。

ナメあしもホテルを手配していてくれていのですが、生徒さんがツインで使用するはずの部屋が不手際でシングルで、ナメあしの部屋を渡すことになりました。そして結局ポーラの家に泊まることになります。

木曜日朝は5時半出発、まずは朝一番で近くのナーサリーでダリアを仕入れます。このナーサリーはロンドンのナメあしがいつも行く花市場に出荷をしているそうです、摘みたて、新鮮です!

本当は横に並んでいる野菜がほしかった!!!

その後、今度は葉や実ものをゲットしにポーラと犬たちがいつも歩く散歩道に。

帰りにはポーラの愛犬Connie とCosmosも一緒。なぜだかここから数時間ナメあしが愛犬たちのお相手もすることに。

数時間後、スクールのスタート開始。デモをしたり、グループワークショップをしたり、その後翌日のイベント用にテーブル60個の作成です。

これはグループワークショップの作品です。

上の写真の白い野ばらはポーラのお母さまの庭のバラ。ブラックベリーは朝道端で摘んだもの。

こうして一個前の写真と比べると、売られている切り花にはない、説得力があります。

この日も夜遅くまで作業があり、ポーラの家に戻ったのはかなり夜遅く。疲れたので簡単にカルボナーラですまそう、と。最初はポーラが作るはずが結局なぜだかナメあしが。思いがけずのこの憧れのオーブンでの料理となります。

話は脱線しますが、この英国製のAgaオーブン。洋書や雑誌などで見かけたことございますでしょうか?

ナメあしも最初にこの家で見た際には、これがあのオーブンなのね、こうして普通に今も使われているのね、と思いました。
オーブンを始動しいったん適温に達したら、あとはほんの少しのエネルギーでオーブン料理はもちろん、お湯を沸かしたり、料理を作ったりできる優れものです。基本は火を落とさず、温度調節はコンロの場所を変えることで、高温、低温、保温用に分けられます。

写真内、前側にティータオルがぶら下がっているのは、ここにかけておくとあっという間に乾くからです。冬は暖房いらず、ですが夏は暑い。この夏何度もポーラの家でその暑さを実感しました。

食事をしながら、金曜日、スクールの最終日とイベントの最終打ち合わせをします。隣町のパーティー会場であるケンブリッジまでのドライブ、仕上げたテーブルアレンジメントの搬入と現地で作るものもあったり、忙しさはピークなのですが、結局ポーラと子供たちと一緒にわいわいとしてしまいました。

つづく。

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