almost unreal

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ハスの花

お盆を週末に控え、花市場にハスの花(蓮華れんげ)が並び始めます。
蓮華は、インド、スリランカの国花。
泥の中からすっと生え、気高く存在感たっぷりと咲く花。
葉の表面は、桃の実の皮のようにうぶ毛で覆われていて、水が葉に落ちても、直ぐ水滴になって葉からこぼれます。
美しい花、水を弾く凛とした葉・・・といった姿が、「俗世の欲にまみれず清らかに生きることの象徴」と捉えられたそうで、ヒンズー教、仏教と宗教とは深いつながりのあるシンボル的な花です。

つぼみの状態で市場で売られます、残念ながらつぼみから、花を咲かせるのは難しいのですが、つぼみのこのぷっくりな様とピンクパープルのグラデーションとグリーンの美しさ、納得です。

地下茎が肥大したものが、ご存知の通り、蓮根(れんこん)です。

輪切りにすると、よくわかります。
穴があいていることから、先が見える、見通しがきく、縁起の良い食べ物とされ、お正月や慶事に用いられるそうです。調べてみるとより一層奥の深いお花です。

COMMENTS

とても勉強になる内容でした さすがに見通しの部分は知っていましたが 前半は知らない事でした
6月に叔母が2人亡くなり 旅行に行く2日前に 誕生を迎えず亡くなった姉の50回忌をし そして今叔母の初盆の為 実家に戻りこの記事を読めた事を感謝します
台風にお気をつけ下さいませ

ルル

ルル様
コメントありがとうございます。実はいただいてすぐにお返事したつもりだったのでしたが、なぜだかアップされていないこと今気がつきました。すみません。
お寂しい時間をお過ごしだったのですね。コメントを読むだけで切なくなりました。自分も経験をして、そんなときにいかにお花から元気をもらっていることに気がつきました。一輪からでももらうエネルギーってすごいです、花も生きているからなのでしょう。
ブログを書くことによって辞書や植物辞典など欠かせません。本当に発見ばかりです、そんな発見をお伝えできればと思っています。これからもどうぞ遊びにきてください。

ナメあし

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