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英国3度目のロックダウン Week 51 3/27~4/2

 

英国は28日から冬時間から夏時間に切り替わり、日本との時差は8時間から7時間となりました。イメージしにくいと思いますが、昨日まで朝7時だったのが、この日から朝8時となり、夜6時は7時となります。一気に、朝が明るくなったと感じ、夜は日が長くなったように感じます。今は携帯など便利に自動で切り替わるのですが、過去は自分で時計の針を進めるしかなく、それを忘れて肝心な日に遅刻をしてしまいとても気まずい思いをしたことがあります。

 

上の写真2枚は、バッキンガム宮殿前のSt James’s Park(セント・ジェームズ・パーク)です。ここはナメあしの通勤路なのですが、いつも美しい花々が咲いていますが、特にこの季節のラッパ水仙は圧巻です。

公園内には湖があるのですが、ペリカンがいます。案内を読むと1664年ロシア大使からつがいが贈呈されたそうです。今まで40羽ものペリカンがこの公園に暮らしており、園内を自由に動き回っています(実はこの日もいたのですがなぜか写真に収めていず…)、そしてこの上のは写真、公園への寄付を集っています、今までであれば募金箱だったのでしょうが、このご時世からでしょうか、クレジットカード支払いとなっていました(笑)

 

 

この国の動物に対しての大切に育てる姿勢は学ぶことが多いのですが、植物へのケアもとても丁寧です。これは近所で撮影したものなのですが、きちんと根がつくように、さむくないように、保護されています。

 

 

 

 

そしてこの補強の紐もジュート製(麻)。強度もあることからなのでしょうが、自然に優しく、見た目にも美しい。こういうところはすごく勉強になります。

 

 

春らしいブーケを作ったので記念撮影、春はやっぱり可愛いブーケを作りたくなります。

 

といかにも春らしことを書きましたが、まだまだ寒い日も続いています。何度かチャレンジして失敗していた氷のリースを作りました。

 

 

このロックダウンのおかげで遊び時間も増えて、『Playing 花あそび』しているのですが、その一つがこれ。

撮影は近所の木に下げたのですが、ぽたぽたと氷が解けてあっという間のお楽しみでした。

 

 

備忘録的にはこの話も。

ナメあしと2号、コロナワクチン接種しました。

 

ある日NHS(国民保健サービス)から携帯とメールに連絡がきて、順番が回ってきたことを伝えられ、そのまま予約を取りました。ナメあしたちの接種会場は、Science Museum(サイエンスミュージアム)科学博物館。

予約時間に行き、混雑もなくスムーズに接種されました。接種前にドクターから問診があったのですが、優しい女医さんで「緊張するならあの絵でも見てて」、と指をさされた先の絵をみようと視線を絵に向けたている間、あっという間に終了。ナメあしと2号は『アストラゼネカ』、接種する直前に渡されるカードに書いてありました。

 

 

接種前の壁には様々な国の言葉で接種の説明があります。いかにロンドンが多国籍かということですね。ただ日本語は残念ながらありませんでした。

接種後は二人とも高熱がでたのですが、一晩で熱も下がりました。肩の痛みはありましたがこれも時間と共に消えていきました。

 

4月2日よりイースターバンクホリデー(祝日)が始まります。2日の金曜日はGood Friday(グッドフライデー)、5日の月曜日は、Easter Monday(イースターマンデー)と呼ばれ、4日間の祝日となります。と言いつつもロックダウン中の英国では、大きな変わりがないかもしれません…。

 

イースターといえば、Hot cross bun(ホットクロスバン)とよばれる、お菓子パン。ドライフルーツが入り、パンの表面には十字の飾りがついているのが特徴。ナメあしの好きなパン屋さんGAIL’sはこの時期にのみ発売するので、このパンを食べるのことが毎年の楽しみなのです。

 

 

 

インスタでも紹介しました、イースターリースを作りました。

キリストの復活を祝うイースターなので、コンセプトは『再生』。リースの枝は小枝を集めて、Pussy Willow(ネコヤナギ)は、仕事で使ったものの再利用。土台にもう少しニュアンスをつけたく家にあったジュードの布を使用しました。

 

 

イースターといえば、エッグ! ウズラの卵です。最後にこれも仕事で残っていたワックスフラワーを添えて仕上げました。

 

 

家のドアにかけたところ、珍しいリースだったのもあり、撮影している人がいらっしゃり嬉しいサイン。

何より嬉しかったのは、隣人のJohnのコメント。ある朝出かけようとすると、リースを携帯で撮影中でした。「This is a master piece. the best wreath ever you did in all these years for this house. I am going to send this to the local news paper to introduce you (最高のリース、今までこの家で作ってくれたリースの中でナンバー1!この写真を地元の新聞に送ってひさこのことを紹介しておく)」と。優しいのですがぶっきらぼうでお世辞は全く言わないタイプの方からのこのお言葉は格別です。

 

 

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