almost unreal

BLOG

ロックダウン-やや緩和 Week 19 8/7-8/14

ロックダウンやや緩和19週目

この週英国は熱波の影響で、17年ぶりの猛暑となりました。南西部では38度に達し、ロンドンでは36度を記録したそうです。

連日猛暑の日本に比べたら、大したことない話になりますが、冷房が一般家庭に普及していないため、とにかく暑い(公共交通機関にも冷房が完備されていないほど冷房は特別なものです)、例年は30度を超える日中でも朝夕には涼しい風が吹き、その上そういう時期は2週間程度のため、その暑さを皆がエンジョイしているのですが、今年はすごかった!暑さの上に湿度もあり、朝夕も気温が下がらない、まさに東京の暑さ…なのに冷房なし…。

 

 

でもナメあしたちはその少し前に日本よりこの画期的な首用のアイスノンが届いていました。いやぁ~素晴らしい!正直これがなかったら乗り越えられなかったです。

 

そんな暑さは一週間程度続きました。

朝からカーテンは開けられませんし、窓を開けると余計に気温が上がるので閉め切りました…とにかく暑い。

 

 

いつもならスタバ(冷房あり)にお世話になるのですが、只今テイクアウトのみの営業のため、このように外でいただく状況に、それでも少し涼しく感じます。

 

プラス、久しぶりにスタバコーヒーで気が付きました、いつの間にかスタバのカップ仕様が変わり、ストローなしとなっています。パステル・デ・ナタ(カスタードタルト)は専門店で購入、美味しかった。暑さの中でもやはりナメあしには甘いものは必須です!

 

2号は特に暑さに弱い。

ネットで調べて、座れるカフェを探してゆるーーーい冷房のかかったこちらに避難。(この頃はまだ店内の飲食可のお店は少なかった)

 

または冷房の効いたスーパー内でただ歩く…。ソーシャルディスタンスのため立ち止まることもできず、ただ歩く…。

 

 

 

 

この週は悲しいお別れがありました。いつも花市場で花を仕入れている、大好きなDennis Edward がお亡くなりになりました。ニュースでも特集されました

ニューコベントガーデンフラワーマーケットを利用している人であれば彼を知らない人はいないと思います。

彼と目が合うと朝は必ずチュっと挨拶をするのですが、(ちなみにナメあしがそのような挨拶をするのは彼のみです)その時にいつもくさーいおじさんが好むオードトワレをしていて、それをくさいとこっそり笑っていたのですが、今は恋しい…。

どういうトラブルも解決してくれて、疲れたときなどは、さーーっとお花をくれたり、ナメあしの花市場生活を支えてくれました。まだ市場通いも少なかったフローリスト生活が始まったころからずっとお世話になりました。3月の明日からロックダウンが決まった花市場で花を仕入れる最後の日、、これからどうなるんだろう…と大きなハグをしたのが最後になりました。

 

コロナ禍のため、葬儀参列の人数制限があり、その模様はネットで中継、花市場には大きなスクリーンが用意されることになりました、ご家族の希望もありデニスの車は葬儀の前に花市場を通過することになりました。

彼にお世話になった皆が渡したいはずのお花は、事前に指定場所にデリバリーするようにと指示がでたため、ナメあしが代表して現在働いている同僚でお花を送ることに。

お花は何にしようか…イメージはなんとなく赤いバラ!なのですが、そういう人が多いでしょうから、ここはシャネル用の白いお花をいつも仕入れてもらっていたので、白いバラで小さなハートを作りました。

 

 

その後、ポーラから連絡があり、Paula Pryke Flowers としてお花を準備してほしいと。

 

大きな大きなリースを作りました。

ポーラと過去から現在までの同僚よりの感謝を込めて、とカードを添えました。

 

葬儀の日、ナメあしはいつも通りの活け込みで早朝市場に向かいました。

駐車場には花は前日までにとお達しがあったのですが、どんどんデニスへのお花が並びます。

 

 

 

活け込みが終了後、急いで市場に戻ると、ちょうどデニスをのせた車が市場に立ち寄ったタイミングでした。

音楽が流れ、拍手と歓声が流れ、懐かしい人たちとも久しぶりに会え、花があふれる時でした。

 

 

 

 

COMMENTS

POST A COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。