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クリスマス

クリスマスリース

今年もクリスマスリースを作り始めています。
パインの松脂で手は真っ黒になり、悲惨な恥ずかしい手になってしまいますが、これを作らなければ年は越せない・・・そんな気分です。

大きなリース。材料は全て日本で揃えます。
このリースは、Ever Green(常緑樹)のモミ、ヒバ。針葉樹のコニファーを使い、シナモンや松ぼっくり、ベリーなどを添える、伝統的なスタイルのもの。流行色や羽やガラスなどの異素材を使ったもの、色々作りますが、やはり人気はダントツです。

このくらいの大きさになると重さもかなりのもの、赤いりんご紅玉が5つも入っているのですから仕方ないですね。飾る時、2人がかりです。

サンタクロース


友人の家に遊びに行ったら、子供さんに海外のサンタクロースからお手紙が届いていました。
うらやましくって、ちょっと興奮。ナメあしのサンタクロースもいつも凝った演出でした。
見たことのない海外のおもちゃと包み紙、少したどたどしいひらがなのお手紙は、まさに サンタクロースでした。疑うなんて、とんでもない!
小学校一年生のプレゼントは、特別に入れていただいた将棋クラブ、にあわせての将棋版と駒。立派なものに子供ながらドキドキしたのを覚えています。駒を一つ一つみていくと、なんとその一枚の裏に、三越のシールがついていました。
ナメあしは、母にはりきって言います。
「見て!サンタさんのプレゼント。三越のシールが貼ってあるよ」
母は、びっくりしたでしょう。でもナメあしは嬉しかったのです。
「サンタの国にも三越があるんだねえ」
サンタクロースへの手紙やプレゼントが最近父の引き出しから出てきました。
夢はいつまでも持ち続けたいですね。

ドアリース 2009 @東京

オーダーをいただいて、いくつかのクリスマス・ドアリースを作っています。
ドアリースは、やはりフレッシュなものにこだわります。
クリスマスといえば、もみ。
そして、ひば・ヒムロ・ユーカリをリールワイヤーでまとめていきます。
このシンプルなリースも好きなのですが、今日も色々飾ってみます。
松ぼっくり、シナモン、スライスのオレンジなどをのせてみます。
かわいいな、よし、と思うとあっという間に嫁入りです。この繰り返し。
気がつけば、樹脂で手が真っ黒。
これがナメあしの12月なのです。

ドアリース 2009 @ロンドン

 クリスマスのドアリースを飾る日は、日本の松飾りを飾る期間があるように、決まりごとがあります。

アドベント(Advent:降臨日)という言葉ご存知でしょうか。
キリストの降誕を待ち望む期間のこと。
11月30日に、もっとも近い日曜日からクリスマスまでの約4週間のことをさし、この日よりリースを飾る、といわれています。
今年は11月29日、この前後より、クリスマスリース作りがピークを迎えます。
今年はナメあしは、一足先に日本に帰国したため、例年のようにドアリースが飾れません。
ここ数年それを楽しみにしてくださっている住民の方々に、プレゼントをしたくて日本に戻る前日に日持ちのする、ドア飾りを作ります。
今年は志向を少し変えて、ハンキングボールです。
さくらんぼのような赤い実は、クラブアップル。
ピンクとグリーンのピンで刺していきます。
仕上げにグリッター付のピンクの紐を添えます。
上に住んでいるジョアンにアドベントデーで飾ってほしいとカードと一緒に渡しにいくとジョアンからもクリスマスカードをいただきました。
クリスマスのカード交換も楽しみの1つです。

クリスマスディスプレイ @リバティー

 
クリスマスの楽しみといえば、デパートのディスプレイ。
不景気といえども、不景気だからこそ、です。

Oxford street (オクスフォードストリート)は、平日でも人がいっぱいです。

もちろんナメあしの大好きなデパートのリバティーもクリスマスのディスプレイ。
ちょっと地味なこのライト。あちこちがきらびやかな中、ちょっと古さがでているアンティーク品、きっとこれをわざわざ見つけたのでしょう。
写真の一番右下の囲っている中の物体わかりますか?

巨大な赤い鳥。クリスマスの象徴の鳥、レッドロビンをイメージしたのか、少し太ったかわいい鳥です。

クリスマス講習会 @松涛

 
週末、クリスマスのお花の講習会@松涛が無事に終了。
前日花市場にてクリスマスフォリッジ(葉)と実ものを多種入手して、伝統的なクリスマスキャンドルリースを作ります。
クリスマスオイルをおとしたキャンドルを灯し、フォリッジからと合わせたクリスマスの香りが部屋に広がります。

材料は同じでも、作り手によって個性がでます。どれが正しいのではなく、どれも美しい。これがお花の魅力なのでしょう。
この後おまけで、小ぶりな真っ赤なりんご(紅玉)を使って、ラメのキャンドルを入れたりんごのキャンドルスタンドを作ります。このキャンドルにもオイルをおとしたので、灯すと香りが広がるようになっています。(写真がないのが残念!)
ワークショップが終わると、ロンドンより持ち帰ったクリスマスティーとクリスマス型のショートブレッドでお茶をいただきます。クリスマスティーはオレンジピール、シナモン、クローブにベリーも入った個性的な赤い紅茶です。
ここでクリスマスのお話。リースを飾ること、飾る日やかたずける日のこと、リースに使う色や素材の意味をお伝えします。

お菓子の家

日本に戻る前に、クリスマスまで会えないからと、一足先にクリスマスプレゼントをもらいました。ナメあしと同じ頃にロンドンで暮らし始めた、長いお付き合い、大切な友人です。

お菓子の家。グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』。
ストーリーを詳しくは覚えていないのですが、兄のヘンゼルと妹のグレーテルがお腹をすかして森の中を歩いていると、お菓子の家と怖いおばあさんに出会い、話が進んでいくのですが、子供ながらに怖いお話ということだけ、はっきりと記憶しています。

怖いお話ですが、お菓子の家にはあこがれました。そのお菓子の家が今年のプレゼント。もちろん全部食べられます。ちょっと怖いおばあさんまで、らしく仕上がっています。

Christmas 2009 by almost unreal

 
クリスマスのオーダー受付中です。
オルモストアンリアルからのクリスマス2009 ご提案です。
こちらはブーケ。たくさんのクリスマスフォリッジ(葉)、実ものに松ぼっくりと定番色の赤、そこにピーチ色を合わせます。華やかながら、甘い、少し大人なブーケに仕上げます。

花器に活けるとまた違った表情です。

こちらはドアリース。エバーグリーン(常緑樹)をふんだんに使ったシンプルなリース。どうぞクリスマスの香りをお楽しみください。
その他、ご希望の色、花、イメージ、予算などどうぞお知らせください。
info@almostunreal.jp