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Nice to meet you, Dorothy

久しぶりの元同僚に会いに出かけます。
Joは長く一緒にコントラクトチームとしてお世話になった同僚。月曜日朝4時、水曜日5時、木曜日7
時、金曜日7時と2人でほとんどの仕事の行動を共にしていました。一緒に朝ご飯を食べて、運転をしながら、花を作り・・・の繰り返し。花のことでも沢山フォローしてもらいましたが、ナメあしのたどたどしい英語も温かく聞いて、教えてくれた人です。試練のようなきつい仕事の中で、楽しいと思い始めたのもこのJoのおかげです。
今は子育てで仕事は休止中ですが、メールのやりとり、そして毎年必ずお誕生日カードを送ってくれます。最後に会ったのは、この時なので2年ぶり。ブログの中で登場してもらったLucyは赤ちゃんではなく、すっかり女の子に、そしてお姉ちゃんになりました。

遊び始めたら、Lucyはご自慢の衣装から、オズの魔法使いのDorothyドロシーになってくれます。カメラを出し始めると、「Totoも」とドロシーの愛犬と同じ名前のぬいぐるみも一緒に、とのこと。
その後クローゼットの中の衣装を全部出して見せてくれます。かたずけるJoのことを思うと申し訳ない・・・・。「残念だけどこの衣装は、ナメあしには小さいと思う・・・よ」とアドバイスをくれて、可愛い可愛い。そして当たり前なのですが、なんと英語が流暢なのでしょう。

どれだけピンク好きなのね・・・というほどのピンク、ピンク、ピンクのお部屋です。

こちらは弟のRay。最近歩き始めた彼は、なかなか静止が難しく、何枚か撮ったものの全部ピンぼけ、唯一の写真です、可愛さ伝わりますでしょうか・・・。

Aster


夏から秋にかけて出回る『Aster アスター』が好きです。バラやユリのような華やかさはないけれど、あると手にしてしまう花です。このアスターは、waitrose(スーパー)で買ってきたもの。お手軽な値段で、その上、茎の葉を丁寧に取り除き、水揚げするとびっくりするほど長く楽しめます。

ちょっと地味なお花なので、他のお花と混ぜたブーケにするより、こうしてマスで活けて楽しみます。
長く持ちます、と書きましたが、どちらかといえば茎が先にダメになってきますので、水をたくさんあげすぎないほうがよいかもしれません。

2010年10月10日


2010年10月10日日曜日。とってもスペシャルな日とあり、ウエディングの多い週末です。
秋のウエディング、木々が紅葉し始め日々変化する、カントリーサイドはぴったりとはまります。

この日の朝は雨がうっすら降っていて、ぬかるみの草原の中を搬入、濡れるは、靴ははどろでぐちゃぐちゃです。
食事を作るケータリングの会社やナメあしのような花屋だったり、準備は大忙し。
ウエディングケーキの到着が遅れて若干慌てます。アイシングのバラと生のバラのミックス、スィート!!

レセプションのテーブル。カップ&ソーサーには席に座られる方のお名前が添えられています、なんとそれぞれ違う器ばかり。ご夫婦単位はお揃いだったり、子供の席でしょう、可愛いマグカップだったり。素敵なプレゼントですね。

花の写真を忘れていました・・・。外は広がる草原、少し高台にあるので広がる景色、それだけで十分なほど。Paula Pryke Flowers のお花はこういうところに最高に映えます。
一枚目の写真を見ておわかりのように、ちょうど準備をし終わる頃、きれいな青空が広がります。

金曜の朝


週末前の金曜日、コントラクト(活け込み)にでかけます。早朝花市場で仕入れた花をバンに積み込み、ロンドンを走ります。活け込み先に行く日はその契約で違うのですが、金曜日に出かけるのはオフィスではなく、週末オープンしているレストランやホテルばかり。
朝早いのはしんどいのですが、限られた花で作り、それがその場所、雰囲気に馴染んでいるか、先方が気に入っているか、など肌で感じれるナメあしにとって大切な仕事です。今日は、途中追加の花があったりでオフィスに戻らなくてはならず、ロスタイムが1時間半、そして金曜日の渋滞にはまり、バタバタとしてしまいます。

コーヒーを買おうと、いつものカフェの前で車をとめると、まぁ、なんてお利口な。
数年後にオリンピックを控え少しずつ街が変わっています、コントラクトのドライブはそんな街チェックもできる楽しい時間でもあります。

うっすらもやがかかった朝10時です、残りあと一か所となり目処がついて一休み。
ロンドンらしいといえばらしい秋の朝。このあときれいな青空が広がります。

深まる秋

JUGEMテーマ:花のある暮らし


秋のお花の醍醐味は紅葉している葉や実もの。色づく美しさはそれだけでも花の代わりになります、葉や実ものの色は黄色、オレンジ、赤や茶色とそれぞれ異なり、どれ一つ同じものがありません。

お店から家に持ち帰った花たち。
ブーケのように作りすぎないように、自然に。昨年パリより手荷物ではるばる持ち帰った花器に活け込みます。(大切に持ち帰ったらロンドンにも売っていた!!という残念な?花器です・・・)

大輪の菊は存在感十分。大菊(18センチ)ほどの大きさがあります。花びらはレンガ色、裏側が薄いピンクなので、そのグラデーションも美しいのです。

Oxford


週末2号と郊外のOxfordの先まで出かけます。ロンドンから車2時間弱のドライブです。
郊外に行くときは、そこに行きつくまでの田舎道が好きです。ナメあしたちの車はナビもなく、地図を片手に、寄り道しながら、時にわざと高速の出口を1つ手前で降りて、勘を信じての細い道を突き進みます。

この日、見晴らしのよい高台の景色が素晴らしく、車をとめて一休みです。あの建物は何かな?と言いながら、おにぎりをかじり、美味しい空気を吸いこみます。

しばらく走っていると気になる建物を発見。急いで車の速度を落とします。

同僚でアンティークの師匠に言われています、郊外のアンティークショップをチェックすること!と。

「The Quiet Woman」(物静かな女性)というこのお店、大きな駐車場にも数台しかとまっていない、ちょっと大丈夫かな?と思うアンティークショップ。中にはこれまた誰もお客さんのいない少し古びたカフェがあります。

中はこんな感じです。お客さんはナメあしたちと女性2人組。こちらの女性の携帯電話はひっきりなしにかかってきて、どうやらどこかから買い付けにきた様子、掘り出し物があるかもしれません。

素敵な椅子を見つけますが、今日は買うまでには至らずお店を後にします。
お客さんに対してお店の方は5~6人。紅茶を飲みながら談笑です、Quietとは程遠いおばさまたちです。

これは道沿いのお家の窓。行きの道でこの鶏をみかけて、帰りはゆっくり徐行してもらい、車から撮影です。気になるものばかり、車の中でもいつも油断できません。

ジャパニーズチーズ

「家ではどんなご飯を食べているの?」よく聞かれる質問です。
ナメあし夫婦は外食で日本食を食べるということはほとんどなく、日本食は家で、というのが基本です。そのため日本食がメインではありますが、手を抜くときのパスタだったり、タイ料理・中華だったり。最近は日本食と呼んでいいのか、ご飯はワイルドライスやタイ米でお肉やお魚などのメインにお野菜を何種類か添えてワンプレートというのも増えています、もちろん外食もテイクアウェイもよくします。
食べたいものが美味しく、簡単に口にできる日本と違い、無性に何かが食べたくなると、作ることになります。揚げ物はその代表格。ちなみに昨晩はコロッケを作ります。

こちらは、主食といってもいいほどのじゃがいもを食べるので、美味しいじゃがいもが簡単に手に入りますが、牛肉のひき肉は少し匂いがあるので豚ひきを使います。

でもでもこの日のメインは、こちらです。
母が帰国の日の朝、スーツケースに入れてくれたものです。西利さんの大根のお漬物。長く日本のいたので最初はいらないと断っていたのですが、半ば強引に持たされてよかった~。
大根のお漬物って、びっくりなほど、何ともいえない匂い、まさに日本のチーズかもしれません。
一度、関空から帰国する2号が空港店の西利さんで沢山のお漬物(大根のあっさり漬けばかり)を購入、手荷物で飛行機に持ち込んだところ、周りの皆様に大変ご迷惑をおかけしてしまったようです。でもやはり美味しい!!
沢山のごまをふったお漬物、熱々のスペイン産の日本米、仙台の佐々重さんのお味噌で作ったお味噌汁、最高の3点セットです。チーズなど色々記事を書いていますが、やっぱりこれが一番です。