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Workshop 『Tea Party』

遅くなりましたが、6月12日に東京成城でのワークショップ『Tea Party』の様子をご紹介です。

季節のお花『Peony(芍薬)』を楽しんでいただき、そして、お好みのお皿やカップをお持ち頂いてケーキスタンドを作りました。

芍薬の種類は、ルーズベルト、ジャイアント、かぐや姫、サラベルナール、ラテンドール。

日本には沢山の種類の芍薬が存在すること、そんな中からご自分の好きなものをみつけていただきたく、可能な限り仕入れました。

また芍薬は暑さによっては花が開花しやすいので、仕入れのタイミングを2回に分けて、一部はワークショップの日に開花するように、一部は数日後に、と。

お皿に穴を開ける作業は、磁器、陶器によって、またその中に含まれている成分によってかなり異なりました。

3枚のお皿の取り合わせが絶妙だったこのスタンド。

一番下はベルサーチのお皿。壁掛けで楽しまれていたそうですが、今回はこのように変身です。

こちらは今回のために  作家 齋藤律子さんに頼まれたもの。 

一番上のドットの感じも色合いもとても素敵でした。

お料理好きのKさんの作品、どんなお料理やお菓子が並ぶのでしょう~。

こちらは、後日にお写真を送っていただきました。
ノリタケのもの、ご家族からご家族にと受け継がれたディナーセットの一部をケーキスタンドに。

というのは今回、こんな楽しい個性的なワークショップにも関わらず、写真を撮ることを忘れてしまって…特に夜のクラスは1枚もないのです…ごめんなさい。

英国の代表的なお菓子、キャロットケーキを焼きました(なめあしではありません、母です)。

食べていただいて。紅茶とともにお持ち帰りはこんな感じに。

自分で作るものは、お料理やお菓子が美味しく感じたり、お花もそしてこんなスタンドも手間がかかる分愛着がわきます。

ロンドンに戻ってきて数週間ですが、やはり街のあちらこちらでケーキスタンドを見かけます。

ご参加の皆さま、ありがとうございました。
そして次回は冬、クリスマスです、どうぞご期待を!!!

夏の花たち

ロンドンは今年は当たり年=暑い夏、のようです。東京から戻ったナメあしからすると湿気も少なく、まだまだ~って感じでもありますが、冷房がない分、なかなかしんどいものがあります。

当たり年、とよばれるこの夏を少しでも楽しもうと、街中の公園には沢山の人たち。
ナメあしも、仕事が少し早く終わったので、同僚と近くのRegents Parkへ。

水を待っている花々、少し雨が降るといいですね。

例年は、朝やお昼過ぎに必ず10分程度雨が降って、その後すぐにカラッと晴れることが多いのに、今年はその雨が少ない…。

右の丸い美しいは花は、Arium(ギガンチウム)の花が終わったもの、花が終わっても存在感たっぷりです。
ちなみに今年のオルモストアンリアルのカレンダーの表紙はこの花です。

このアリウム、存在感もあって可愛いのですが、ネギ坊主のような様の通りで、本当にネギ臭い…活けこみに使いたいものの、水があっという間に異臭を放つため、水替えが必須。なかなか苦労してしまう花でもあります。

そしてこちらの中央のブロッコリーのような赤茶のお花は、Angelica(アンジェリカ)。
花市場に並ぶのは短い期間ですが、ホテルやレストランなどのいけこみ先で使います。丈が長く、存在感もあるのですが、全体的にペタペタと蜜があったり、ゴマのようなつぶが活けこんでいる先から落ちるのです。

季節の花はほんのそのときだけ。少しリスクがあっても紹介、お見せしたいものです。

 

夏休み?

 
「やっと~」とか「またいつものこと…」と言葉が聞こえてきてしまいそうです、長い間、夏休み?、をいただいていました。そんなナメあしのこのブログに懲りずに遊びにきてくださってありがとうございます。

今日からロンドン編です。
日本の書きたかったことをまた改めてアップいたします。

こんな雑草だったり。

美味しそうに熟しているベリーや

できたてのショートブレットの美味しさを

綴っていきたいと思います。

7月の花:コーンフラワー


メインになるコーンフラワーはなかなか見つけられないハービー・ピンク。合わせているフレッシュ・ラヴェンダーもこの季節ならではのものです。
コーンフラワーはベーシックなブルー色も魅力的。この時期、ありそうで意外に少ないブルーの花の代表格です。
茎が細く、何故か水がすぐに汚れてしまいます。水に浸かる部分の余分な葉は必ず取り除くこと。出来る限り水を取り替えること。少しの工夫で長持ちさせられます。
Enjoy the season!
オルモストアンリアル